そめ花とは

「そめ花」創りは絹の布地を染め上げることから
始まります。
絹のやさしさ、柔らかさを損なうことなく
リアルな色に、あるいはファンタスティックな色に
染めるのですが、これには安田早葉子の創意工夫に
よる液体染料を用います。
次に染め上がった絹を花弁や葉の形にカットし、
その一枚一枚に温めたピンセットや色々な形状の
丸コテをあてながら、花弁や葉の優雅な曲線を
出すためのフリルテクニックを施します。
最後に、花と花との組み合わせ、花と葉との
組み合わせ、更にそれを生ける花器を選びます。
この組み合わせの違いによって花は千変万化の
表情を見せてくれます。
これが安田早葉子の「そめ花」の世界であり、
心の色でもあります。

そめ花制作一例

ここでは実際にそめ花制作の実例をご紹介致します。完成品は、上記写真のような仕上がりになります。

花弁2枚、葉1枚、がく1枚、
茎2mmFFロング1/2、綿花

 

1.花弁は浅くフリルを入れてから
弁中ごてで内を向くように全体を
均一にかける。(8枚)

 

2.同じようにフリルを入れてから
へり返しをする。(8枚)

3.細長く弁中ごてをかけたものと
横に広がりを持たせるよう、弁中
ごてをかけたものを作る。(8枚)

 

4.綿花で8号球くらいの花芯を作
り、花弁1枚をぴったりと巻き、
内から弁中ごてをかけた花弁2枚
を、程良い空間をとってとめる。

 

5.同様に、内から弁ごてをかけた
花弁を左側に5枚つける。

6.弁中ごてで当て返した8枚の
花弁を、右側に動きをつける
ように巻く。

 

7.中心を巻いた花弁を受ける
ように、へり返した花弁8枚で
仕上げる。

 

8.少し乾いてから紙テープで
#21ワイヤーを足して、巻きおろ
して2mmFFロング1/2につける。

9.がくは1筋ごてで内を向くよう
にかける。

 

10.葉脈がきれいに入るよう、
ワイヤーは曲線に貼り、表情の
ある葉にする。

 

11.がくを小さくまとめ、花首
より14cm下に、葉柄までボンド
をつけて巻きこむ。